ベトナム料理
ベトナム料理は、香草をたっぷり使ったヘルシーなお料理です。
油っぽいものより、酸味や塩味を上手に使って
とてもシンプルな味わいが特徴です。
テーブルセッティングの基本は、中国式に似ています。
これは、中国文化の影響を強く受けているためで
お箸、れんげ、お皿、お椀の4つで、非常にシンプルですね。
置き方も、横ではなく、縦に置きます。
ベトナムのフォーは日本でも親しまれている、
お米で作られた麺です。
ヘルシーで、庶民的、その上美味しい食べ物ですが、
日本で食べるラーメンのように
器に口をつけて、汁を飲むのはマナー違反です。
必ずれんげですくっていただくようにしましょう。
タイ料理
刺激的な味わいが魅力的なタイのお料理ですが
最近では日本でも、専門店が増えてきたこともあって、
味わう機会ありますよね。(^^)
味付けの基本は「辛くて酸っぱい」です。
バラエティ溢れる香辛料の使い方、独特の香り
濃く感じる味付けが多いのも特徴です。
主食はお米で、日本のそれとは少し違い
サラサラしていて、汁気のある食べ物とよく合います。
果物の種類も豊富で、デザートとしてだけでなく
朝食にしたり、ジュースにしたりと、味わい方も様々。
パパイヤなどは、野菜として扱われます。
テーブルセッティングは、スプーンとフォークで
左手にフォーク、右手にスプーンを持つ
二刀流のスタイルで頂きます。
スプーンはすくうだけでなく、切る役目も果たします。
インド料理
インド=カレーというイメージが
私たち日本人の頭にしっかりとインプットされていますが、
日本のカレーはインドのものと全く性質が違います。
そうですよね、カレールーのルーツはイギリスですものね。
インド料理専門店が日本でも多くなり、
本格的なインド料理を頂く機会が増えました。
日本のインド料理店で出される料理は
北インド料理がほとんどで、肉中心で辛さはマイルドです。
逆に、南インド料理は魚中心で
非常にスパイシー、辛い料理が多いのが特徴です。
宗教の違いによって、食事の制限があり、
食べられる肉の種類もそれぞれ細かく決められています。
そのため、菜食のみ(ヴェジ)かそうでないか(ノンヴェジ)が
料理店にはっきりと明示されます。
食べ方については、手で食べるイメージも強いのですが、
フォークやスプーン、ナイフを使って食べます。
手を使って食べるのは、食べ物の触感も楽しむため。
その場合は、必ず右手だけを使います。
(左手は不浄とされているからです)
ドイツ料理
ドイツ料理といえば、ウィンナーとビールでしょうか。(^^)
本格的なウィンナーは、そのままのお肉より
美味しいんじゃないかって思うほど、
たまらなく美味しいですよね。
種類も豊富で、盛り合せには万々歳です。
また、ジャガイモのお料理がとても得意で
ドイツの風土から、古く昔から親しまれている食材です。
ドイツ料理のマナーは、特に難しいことはありません。
洋食のマナーを参考にして、同席者やレストランのスタッフに
不快な思いをさせなければ大丈夫です。
ドイツ料理は、量が多いこと、
じゃがいもなどお腹にたまる素材を使うことももあって、
食べきることが難しいことがありますが、
できるだけ残さないようにするのがマナーです。
万一残すとしても、
お腹がいっぱいになってしまいましたと
一言添えるぐらいの心遣いが必要です。
スペイン料理
スペインというと、フラメンコの国!
とっても明るくて、陽気なイメージがありますよね。
お国柄に習って、マナーは難しいことはありません。
高級レストランは身だしなみをしっかりと
整えなくてはいけませんが、
気軽なレストランなら、清潔な服装であれば、
ジーンズでもOKのお店もあります。
事前に確認すると良いですよ。
お料理の食べ方も、
洋食のマナーを知っていれば、難しくはありませんがスペイン独自の決まりがあるので、
覚えておきましょう。
・お水は無料ではなく、有料です。
・お会計は、スタッフを呼んでテーブルで行います。
この他、本場のお店ではランチ、ディナー共に、
日本よりも開始時間が遅いことを覚えておきましょう。
12時にランチを食べようとしても、
店は、まだあいてないことがあります。
スペインではお昼は13時から、夜は20時からと遅めです。