This page:お食事マナー・テーブルマナーのやさしい解説 TOP > 和食編 > 和室のふるまい基本マナー > 膝行(しっこう)と跪坐(きざ)
膝行(しっこう)と跪坐(きざ)
和室で使える動作に、普段、聞きなれない言葉ですが、
膝行(しっこう)と跪坐(きざ)があります。
字を見れば、大体どんな行動か察することができます。(^^)
膝行とは、「膝(ひざ)」で「行く」こと、
跪坐とは、「跪(ひざまず)いて」「座る」こと、ですね。
膝行は、わずかな距離を移動する時、
立ったり座ったりするのが失礼に感じる時に、
座ったままで、膝を床につけてモゾモゾと移動することです。
両手は軽く握って、カラダを支えるようにして、
膝先を浮かせながら進みましょう。
跪坐とは、正座に近い座り方ですが、足首を立てて、
踵におしりをちょこんと乗せる座り方です。
靴をそろえたり、ふすまの開け閉めをしたりする時に、
とても便利な座り方で、自然にしているあの座り方ですよ。
背筋をピンと伸ばすととても美しく見えます。