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土瓶蒸し
会席料理には、食べなれないモノが出てきます。
その代表格が「土瓶蒸し」です。
食べ方、迷うんですよね。…(^^;;
まず、土瓶蒸しとは、小さめの土瓶を容器にしたもので
具は、マツタケ、ハモ(白身魚)、えび、ミツバ、銀杏など、
香り高い素材と淡白な白身魚にだし汁を張って蒸したお料理で、
香りも楽しめる、季節感も、花もあるお料理です。
さて、問題の食べ方ですが、
すだちという香りの良い青い柑橘類がついてくるので、
杯に塗りつけるように絞ります。
絞ったら、右手で静かに土瓶を持ち上げて、
左手で底を支えながら汁を静かに注ぎ、
まずは汁を土瓶の半分ぐらいまで味わいましょう。
汁を味わったら、土瓶のフタをあけて、杯に取り分けます。
取り分けたら、具と汁を交互に頂くようにします。
マツタケ、もちろん食べてもいいんですよ。(^^)
土瓶蒸しの食べ方には色々なスタイルがあって、
最初に汁を味わうことは鉄則ですが、
汁と具の味わい方は、決まっているわけではないようです。